2021.06.07
カテゴリ:ミシン修理 京都
亀岡市でシンガーミシンの修理|アプリコットⅡ
亀岡方面からのシンガーミシンの修理依頼です。
16~7年前のアプリコットⅡという高級なミシンで回転はするが「ギクシャク」した感じで今にも止まりそうな様子ですとのことです。
出張修理ご希望とのことで、わずかの出張費の説明をして1000円の見積りに出発しました。
この年代のミシンは、金属の本体で少し重いのですがしっかり縫えます。現物を見せていただくと2~3回 プーリーを回すと重くなります。本体上部のボディーを外して見ると、クランクの軸などに切れた糸がかなり絡んでいます。
おそらく、使用されていた糸がかなり古く劣化して弱くなって負担がかかると切れて、何度もクランクなどに巻き付いたのでしょう。
お客様は動くとまた使い何重にも糸が巻き付きクランクの軸受けが油まみれの糸だらけになっていきます。
それに加えて、糸調子部分の糸送り部品も切れた糸で作動していなかったのでしょう。
きっと糸調子もかなり悪かったとおもわれます。クランクやその他の部品を分解しなければならないので、持ち帰り修理いたします。