2022.06.02
カテゴリ:ミシン修理
三菱の足踏みミシンの修理
かなり古い三菱の足踏みミシンの修理依頼です。
台についたミシンなので、訪問修理となりました。
おそらく70年ぐらい前の三菱の工業用足踏みミシンです。普通の布はうまく縫えますが、少し厚めの布を縫うと目がかなり飛びます。
あとベルトも劣化して伸びてゆるんでいるんでいます。ミシン本体の故障がかなり酷いときは、持ち帰り作業いたしますが本日の分はタイミングずれのようなので、針先と釜のタイミング調整をして解決します。
あとベルトは103用の少し長めのベルトの手持ちがあったのでこの場で交換をして、空滑りもなく使いやすくなりました。
長年にわたり、使用されていたミシンで針棒やクランクあたりにかなりの糸くずなどを巻き込んでいて、すべて取り除き注油も充分にいたしました。
例えば、送り歯などの部品が破損すると修理ができないこともありますが、本日のような場合はかなり古くてもスムーズに縫えるようになります。