足踏みミシンの修理

最近は古い足踏みミシンの修理相談が多くなりました。使用目的は色々でレトロなミシンで作品を作り販売したいという方もいらっしゃいます。

「いままで使ってなかったのですが、家にあるから使えるようにしたい。」「祖母や母から譲ってもらった足踏みミシンですが調子が悪いから」などで修理できますか?との相談です。。

現物を見ないと判断できないこともありますが大きく損傷していない限りたいていのものは修理可能です。

足踏みミシンは現在の4大メーカ以外、PINEやNIPPONとブランドの入ったミシンを目にします。
ほとんどの足踏みミシンはシンガーの足踏みミシンを参考に作られていて、構造も似ております。

サビ・ゴム部品の劣化・ベルトの劣化・軸受けの不調回転が重いなどいろいろな症状があります。
修理箇所によりますが、できるだけその場で直すようにしておりますが、完全に分解しなければいけない時や・部品のないときは持ち帰ることになります。

今回のミシンはしばらくの間、納屋に置いてあったものを引っ張り出してきたものでサビや汚れがかなりあります。
しかし、大きな部品の損傷はなく約二時間ほどの作業で縫えるようになりました。

お客様にとっては慣れないミシンなので、糸調子や手入れなどでもしお困りのことがあればいつでもご連絡くださいとお伝えして、お客様宅を後にしました。